2008年9月28日日曜日

ワロス曲線について

前にワロス曲線についてお話しましたが、以前ワロス曲線はウォン高でやられてました。韓国は日本の比にならないくらいの輸出依存国なので、ウォン高になればなるほど貿易赤字が増えていきます。なんで韓銀はそれを阻止するために介入する訳ですが、そこを禿鷹に狙われてワロス曲線形成。どんどんドル買い介入を行っていました。多分そのドルでアメリカのヤバイ債権買ってたみたいですが・・・。
で、今はウォン安でワロス曲線形成中。本来ウォン安だと輸出国は有利になるはずなんですが、ウォン暴落じゃ原材料や原油の高騰にプラスαでダメージ、最近の金融危機でヤバイ債権暴落、前回IMF時の借金した者勝ちってのを国民全体が実行、ワロス曲線でのドル流出&信用収縮でのドル不足。投資しまくってた中国&ベトナムの景気悪化、もともと中央銀行が赤字なんていうありえない体制ってのも絡んでもうどうしようもない状態です。
最初、ワロス曲線ってのは某国への献金かマネーロンダリングなんじゃないかと思ってたんだけど、違うっぽいですね。もうこの状況だとどっちでも良い事です。結局、今まで発展してきた全てのポイントで日本のお金が流れ込んでます。やはり苦難に直面した時、自分達の国は自分達で何とかしないと。それをした事のない国が発展しているってのはどう考えてもおかしいし、できる訳がない。
前回破綻時は、日本はIMFを通して莫大な支援をしています。(まだその分は完済されてません)にも関わらず、破綻は日本が原因だとか、日本の銀行が一番に逃げ出したとか(実際は欧米が我先にと逃げる中、最後まで残ってた)、支援後に非難されています。
日本からみた場合、今までは共産主義の防波堤でした。しかし、どれだけ援助しても反日・反米、しかも日本の領土を侵略中です。その結果唯一の友好国が北だけという状況。念願の統一は近いかもしれませんね。