2008年9月18日木曜日

失われた10年

日本はバブル崩壊後、公的資金の投入が非常に遅れました。これはマスコミがヒステリックに今まで散々贅沢してきた銀行を税金で助けるなんてとんでもない!!!と叩きまくった結果です。最近、マスコミ自体があの時叩き過ぎたって言い出してるくらいですし。
日本の公的資金の注入と対応の遅さに対し、アメリカは散々馬鹿にし、日本の金融機関に対して吹っかけてきました。今回のアメリカの対応は、日本のバブル崩壊後の政策を散々研究して公的資金の注入は必要ないと判断。しかし銀行や証券会社、保険会社の危機に直面し、再び日本のバブル崩壊後の政策を再研究。結局公的資金の注入を行いました。潰す潰さないの選択等、「もうどうしようもないから、なんとか復活した日本の真似をしよう」ってな感じで殆ど同じ政策なんですよね。。。そりゃ対応は日本に比べて早いかもしれないですが、前例があっての対応ですし。
ちなみに日本は、なんとか日本発の世界恐慌を避けようと、なんとか日本内だけで抑えようと湯水のように税金を注ぎ込み、ジャパンプレミアという屈辱的な条件の下、10年かかって復活しました。しかもこの10年、確かに景気は良くなかったかもしれませんが、技術やサービスの質は目に見えて向上しています。

いろいろ文句が言われやすく、情けないと思う事も多い国ですが、私はやはり日本は素晴らしい国だと、日本人で良かったとつくづく思います。
・・・それだけに、発展全てが日本任せ、寄生虫のように纏わり付き、しかも反日だという某国に本当に腹が立ちます。